≫おろつ世界に召喚された召喚術師


※サモンナイトとの混合
※やっぱりサモンナイト知らないと訳わからないと思われます
※管理人のプレイ歴は1〜4とEXまで
※設定としてグッドエンド(各トップ達が和解してこの世界で仲良くやっていこうや、なあのエンディング)前提。


簡易用語解説
召喚術・召喚師/異界の住人を呼び出すための術とそれを行使する人。サモンナイトでは機・霊・鬼・獣・無の五つの属性があり、無属性以外は適性がなければ術が使えない。
派閥/蒼の派閥、金の派閥、無色の派閥があり、それぞれに召喚術を用いる理由、思想が異なる。場合によっては協力も戦争もする。
リィンバウム/サモンナイトのメイン世界で、各主人公達が暮らしている。
サモナイト石/召喚に必須な石。各属性の石が存在し、石一つに付き一人(一匹)の召喚獣と契約できる。召喚師によって既に契約済みの石であれば、魔力と適性さえあれば一般人でも召喚が可能。
護衛獣/召喚師の傍で身の回りの世話をしたり護衛をしたりする召喚獣のこと。通常の召喚術は一時的に喚び出して目的達成後即送還されるが、こちらの場合は常時召喚されたままの状態になる。
はぐれ召喚獣/様々な理由で召喚術師の手元から離れ、送還出来なくなった召喚獣の総称。野生化した召喚獣は人を襲うこともあるため危険。



夢主は元無色の派閥の召喚師。派閥内でも結構な権力を持つ結構な家柄の結構な魔力の持ち主なんだけれども、派閥内の抗争やら戦争やら色々面倒臭くなってある日出奔。お家帰る気とか更々ありませんテッテレーと追手の暗殺者達を薙ぎ倒しながらもそれなりに自由の日々を楽しんでいたらば、その追手達との戦いの中で行使した召喚術で何故か自分が異世界に召喚されちゃったよどうしよう、なお話。

多分あれだよ、懲りない清盛さんあたりが間違えてリィンバウムからの扉を開いちゃったんだようっかりさんだね★
で、この時清盛さんが喚び出した異界の召喚獣達がはぐれになって世界各地に散らばってしまって、そりゃまぁ召喚獣といってもピンからキリまで可愛い無害なのもいれば凶悪なのも沢山いるわけで、当然大騒ぎになるわけですね。
その解決のためにかぐちんが喚び出したのが夢主。夢主としては「知らんがな」状態。そりゃそうだ。
無色の派閥は元々権力を手にするために召喚術を利用する人達の集まりなので、夢主もそこそこドライだし会って数分の他人とか割とどうでもいい。追手が来ないのがただ一つの幸いだろうか。さらに面倒くさい事態に巻き込まれてるけど。

「お前らが撒いた種じゃんよ俺知らね」
「大勢の民が苦しんでいるのだ、どうか手を貸していただけないか?」
「あーもーめんどくさいなー。あいつら基本的にぶち殺せば消える筈だからとりあえず殴れ。見たとこ戦える奴等は山程いるんだからよっぽどの奴じゃなきゃ大丈夫だよ安心してデストロイ」
「本当か?あんなおぞましい妖魔達がそんな簡単な……」
「たまに毒持ってたり呪いかけたり火吹いたり地震起こしたりする奴とかいるけど大丈夫だってやればできる」
「毒?!火?!地震?!それのどこが大丈夫なんだよ!?」
「うるせぇ助けて欲しけりゃ見返りよこせ。主に金か食料な。女はいらんし酒は好かん」

こんなノリ。

簡単に言ってしまえばおろつ世界でモンハンやるみたいな感じだろうか。夢主は跡継ぎとして英才教育で知識だけは詰め込まれているので、大体の召喚獣の生態やら対処法は知ってる。害がなければ生活に利用してもいいんじゃないかな。悪魔はあれだけど、天使とかがいたら人間を助けてくれたりもしそうだし。

ちなみに夢主は四属性フル活用できる節操なしなチート。ただし昭ちゃん以上の面倒臭がりなので能力が活かされる機会はほぼ無い。体格はもやし。だって召喚師だもの。