≫張コウに傷痕を残したい


6衣装での肌の露出具合が7になって皆無になったのは「お前の雪のように白く絹のように滑らかな玉の肌を俺以外の目に晒すたぁどういう了見だゴルァ」と6衣装を目にした恋人の逆鱗に触れて身体中傷だらけにされたからだと考えたら萌えた。

究極の耽美主義者で爪の先をちびっと削られただけでも激昂する位美に心血注いでる張コウが、唯一自分に傷をつけることを許容してる恋人とかいいじゃないかと。
美しいものほど自分の手で傷付けたい壊したいと思ってるやや性質の悪い男。血が出るくらいに噛みつくし引っ掻くけど絶対に殴る蹴るはしないという謎のポリシーの持ち主。自分以外が張コウに傷を負わせたらその相手を微塵切りにしても許さない男。

「儁乂、お前のその頬に一筋の傷痕を付けたのは誰だ?見たところ刃物だな。複数跡ではないから爪ではない、なら剣か?槍か?ああいやそんなことは関係ない、いや、お前を傷付けた得物など折って砕いて燃して灰すら残さず焼尽し尽くしても足りないが、今重要なのはその使い手だ。ああ勿論わかっているさ、お前のことだ、その相手は今や冷たい骸となって屍満ちる荒野に転がっているのだろうな。だがそれだけでは許さない。ああ許さないさ。烏に腐肉を啄まれ家族の元に帰ることすら許さない。肌という肌を切り裂いて肉という肉を抉りとって骨という骨を砕いてやっても物足りない。ああ儁乂、済まないな本当に済まない。もしその場に俺がいたならばお前の肌にそんな醜い傷痕を刻ませはしなかったのに。可愛い、いとおしい、この世の何より美しい私の儁乂、さぁ、お前の顔を傷付けた愚かな罪人がどんな奴だったのか、俺にとくと教えておくれ?」

こんなこと言うけどヤンデレではない。あえていうならばデレヤン。病的な愛情じゃなく愛情故の病的行動。基本的に張コウが嫌がることはしないし、寧ろ張コウを神格化してる域なので超従順。張コウのためなら死ねる。死ねって言われたら輝かしい笑顔のまま即座に首を掻き切る。
もう一度言うけど、ヤンデレではない。デレヤンである。
でもそれが彼の愛だとわかっているので何も言わずに全てを受け入れて、あまつ傷だらけの自分の身体見て恍惚としてる張コウ。何が言いたいのかというとこいつらバカップル。