≫メシウマ系男子に胃袋鷲掴みにされる


メシウマ男子と霊感男子はどのジャンルでも一度は書きたい設定なのです。
今回はメシウマ男子の話。
話の都合上現代+学パロ設定で。

ありがちではありますが、両親共働きの弟妹が最低三人はいる夢主。弟妹の世話をみながら家事をしている間に料理に目覚めたオカン系男子。乙男ではない。お菓子も作れるけど。裁縫も掃除も出来るけど。
在学はとりあえず仁徳。なんか一番食環境悪そうな気がして←
男子率皆無の調理部でその他女子を差し置いて全部員の満場一致指名で歴代唯一の男子部長になったある意味伝説の夢主。
「彼以上に相応しい人がいるわけないじゃない」by 先代部長。
但し本人は部長のその言葉の意味は理解していない。自分の調理スキルが人より優れていることは理解しているけど、意識的にはあくまで家事の延長で、どうせ作るなら出来る範囲で味も見た目もこだわってみようと試行錯誤しているだけなので。前提としてあくまでオカンの家庭料理なので栄養と腹持ち重視。但し味は最高レベル。

そんな夢主が弁当を忘れた生徒におにぎりを分け与えたり、弟妹の部活への差し入れをしたり、部活後の運動部に調理部の残飯処理()をさせたりしている内にじわじわ周囲の胃袋を鷲掴みにして、そのうち調理実習で作った物は取り合いになるわ運動部からメシスタント依頼が来るわという状態になるという。しまいにゃファンクラブまで出来る始末(会費は夢主に献上されて月一の食事会もとい食事提供をしてもらう費用になる)。
元来世話焼きな長男気質なので、困ってる人がいると見捨てておけない夢主は活動の場を広げまくり、日夜知らない人の胃袋を掴み続けているという話。多分張苞と兄貴的な意味で仲が良い。月英さんは料理研究仲間。

「幸せにするから嫁に来てくれ!」
「寧ろ養ってやるから嫁に来いよ」
「三食おやつ付でお願いします!」
「おい目が血走ってんぞ大丈夫か」

こんなノリ。