|log

マシンガントーク(佐幸佐)

 幸村の旦那はよく喋る。
 今日も今日とて俺の隣で目を輝かせながら、とにかく何でも話す。
 俺は相槌を打つ。
 飛んでくる言葉をすべて受け止めたよって証に、相槌を打つ。
 旦那の話は面白い。
 多分感じたことをありのままに話しているからだろう。
 生き生きと、弾むように。
 だから俺はあまさずその言葉を聞き漏らさぬように、とにかく聞く。
 疲れないのか、聞いてばかりで、と言われた事もあったけど、俺はそうは思わない。
 好きな人のことは、世界中で誰よりもよく知っていたいって思うだろ?
 そんなわけで、今日も俺は旦那の隣でお茶と団子を用意して、彼の話に付き合うのだ。
 




×××
 ポルノグラフィティーの曲が妄想のネタ。
 BASARAはまりたての頃の作品だったりします。
 



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -