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団子>俺(親就)

「元親アアアアアア!」

 久しぶりに元就のとこに遊びに来て、通された部屋でくつろいでいた。
 そしたら元就は現れるや否や俺の胸倉をつかんで振り回した。
 あれ、俺なんかしたか!?

「貴様、我が大切に取っておいた団子を食しおったろう!」

 …ああ!そういえば食っちまった、さっき。
 だってそのまんま一本だけ置いてあるんだ、俺のためのかなとか思っちまうだろ!?
 でも、それを言ったら俺の首は飛ぶ気がする。
 元就は笑っている。それはそれはにこやかに。
 冷や汗が流れる。やばい。

 奴は雰囲気で俺が犯人だと確信したらしい。おもむろに輪刀を取り出すと、綺麗に笑って言った。

「さあ。貴様には、今すぐ団子を買ってくるか日輪へ捧げられるか、選ばせてやろう。」

 もちろん、今すぐ買いに行くほうで。
 俺は財布を引っつかむと、猛ダッシュで近くの甘味屋へ向かった。





×××
 扱い悪い元親が書きたかったので。当サイトの就ちゃんは甘いものが大好きです。幸村と甘味食べてるところが書きたくてしょうがない。
 



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