「さ、こんなもの放って行きましょう」
「行こう!愛しのリリー!」
「…エバンズよ、ポッター」
「そんなあっ!ひどいよ!」

その様子にティアラは思わず吹き出してしまった。

「…そうやってお前は笑ってろよ、な?」

そう言ってシリウスは私の腕をつかんで立てらせ大広間の扉へと向かっていく。そして大広間の入り口に来たときにティアラの目の前にスリザリンの女生徒がたっていた。

「あらフィレイフィスさん、あなたの吠えメールとっても愉快だったわ」
「っ、」
「これでフィレイフィス家も終わりね?まったく本当にあなたは、」
「行くぞ、ティアラ!」

シリウスたちは先に行っていまっていて皆は私はただ人並みに飲まれていると思っている。

「まあせいぜいナイトに守ってもらいなさい。…あなたを純血の恥として、許さないから」

そうすれ違いぎわに囁いて、クスクス笑いながら去っていった。

「おい、ティアラ?はぐれんなよ!ちっこいんだか、ら…」
「ご、ごめんね!今いくよ!」


ティアラの目に涙がたまっていたのにシリウスは気付いたが元気に振る舞うティアラに何も言えずに寮に帰っていった。

ここから始まる物語はまだ私たちには想像できなくて、ただ今は皆と一緒にいたかったんだ。