「あの、聞いてる?」


その言葉にはっとしたわたしはすごい勢いで首を縦にふった。


「そ?じゃ、俺いくから。またな、シアラ・ウィリスさん」



名前、


知ってたんだ…。




その顔はあまりにも綺麗で、私をおかしくするには充分すぎて…その言葉を聞いたときわたしの中で、何かが弾けた。




「好き、なんです」




そこにあったのはあなたの驚いた顔と、わたしの口からでた愛の告白。



周りなんてなくて


2人だけの世界、だった



(後悔しないと言い切れるなら、当たって砕けてこい)(後悔?もちろんしてるわよ)





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