いわゆるピンクなこと





▽彼女に私を好きにして、と言われました。あなたは何をしますか?シリウスさん、お願いします。



「え、お、俺?…そうだな、やっぱり…あれだろ?」
「シリウス、はっきり言おうね。」
「うおっ!リーマスどっから湧いて…」
「ぼ く は 湧 か な い よ ?」
「はい…ごめんなさい、」



▽あのう…具体的にお願いします!



「ははっ!ヘタレ代表のシリウスがそんなこと言えるわけないじゃないか!」
「おい!ジェームズ!ふざけんな、よ…」
「声が小さくなっていってるよ?図星じゃないか」
「…うるせー!」
「早く具体的に言っちゃってよ」
「そりゃ、彼女といえばあれ…だろ?」
「まあ、世界中の男子どもが考えるようなことだよね」
「うん」



▽あの…具体的に…は?



「…もう、言うぞ?」
「意外なところで微妙な勇気を発揮するんだから、シリウスは」
「言っちゃってよ!もうどどーんと!」



▽お願いします!



「、手繋ぐだろ」
「えっ、ええええー!?シリウスそれはないよ!」
「いや、繋ぎたい!繋ぎたいけれども!」
「違うのかよ!なんなんだよ、正解は!」
「聞いて後悔しないでよ?」









(おまっ、ちょ!何考えてんだよ!)(だから後悔するなって、)(なんでそんな初なわけ?)




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シリウスがなんか初な話←
女の子にはモテモテだけど好きな子には実は初な感じがいい、


080627 エコ