そういって抱き合ったのは私たち


「ねえねえ、理一さん結婚しないの?」
「え、なに、してほしいわけ?」
「そうじゃなく、だって理一さんかっこいいし…あ、やっぱあれ?女の子いっぱいはべらしてるほうが好きなんだ」
「はは、はべらすって」
「はべらしてるの、みたことあるもん」

「…そうなの?」
「うん、この前みた。綺麗な人だったね」
「いつ」
「この前の日曜日。夏希と遊んでたら見かけたよ」
「え、夏希にも見つかったの」
「ううん、夏希には言ってない」


「あれは、彼女じゃないよ」
「えー、いいよ。別に弁解しなくても」
「違うから、ね」
「あれか、遊び相手か」
「だからそんなんじゃないって」
「女の子意外と繊細なのよ。もう理一さんなんかいつか刺されちゃえ」


「いくらなんでも死んじゃうよ?」
「いくらなんでもってなんだったら死なないのよ」
「いなくなっちゃったら名前寂しいでしょ」
「、へ?」
「女の子の話なんか出しちゃってヤキモチ焼いてんでしょ」
「は、は!?」
「やっぱりね。もう名前、俺のこと好きだなあ」
「ちょっと待ってよ!」



「あれ、好きなんでしょ?」



「…」
「ね、」



「、好き」
「うん」
「…かも」
「かもはいらなーい」


そういって抱き合ったのは私たち



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夏戦争理一さん夢です。
またもや書いてしまった
しかもリアルタイムでDVD見ながら…贅沢←

100618 エコ