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「本当だ」
お互いの立場上、公私ともにパートナーがいないのはまずかった。
ふたつめ。
誰とでもいいから、結婚すること。
平岡秀と笹原紅葉の幼馴染であり、平岡秀の恋人である古沢志岐は4カ月後、結婚する。
「秀ちゃんは、いいの?」
紅葉の問いに、秀は微笑む。
「最高だ」
6カ月後、秀の恋人は父親になる。
みっつめ。
子孫を残すこと。
さらに、数年後。
コンクールを控えた志岐は秀の元を訪れることがめっきり減った。
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