黒い貴方が好きです

「ノボリさんこんにちは! 今日こそ良い返事くださいね!」

「大変申し訳ございませんが、わたくしには貴女様の意図が理解できません」

「だからお付き合いを前提に結婚してください!」

「順番が逆だとは思わないのですか!!」

「…………え?」

『グルルルルルル』

「ねえ、君のシャンデラ。あり得ない鳴き声出して、とっても怖いよ」

「こらカルちゃん、燃しちゃメよ!美味しくないから」

「食べるの!?」

「今日もつれないノボリさんが大好きですから!さよなら!」

「ボクの話聞いてくれないの?」





「……ノボリ、さらわれちゃうよ」

「分かっておりますが、尻込みしてしまうのです」

「このヘタレが」

「何かおっしゃったようなので折檻をご所望ですか」

「デンチュラ遊ぼう、今すぐ!」



わたしなにがかきたかったの。
あのね、ノボリさん夢がね、書きたかったんだ恋愛物。
ほんとだよ、うそじゃないよ。
ヘタレカッコイイノボリさんと押せ押せに見えるだけの夢主と、いつかノボリさんをガチで喰う気のシャンデラのカルシファちゃんのお話を書きたい。
くっついたら逆に押せ押せなノボリさんと翻弄される夢主が書きたい。


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