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当たり前じゃないか
アマヤのためなら俺は全てを捨てられるんだ、何もかも。
いつもと変わらぬ屈託のない笑み、それにはどこか得体の知れない恐怖を感じさせるものがあった。
「嘘、だよね?」
「嘘なんかついてどうすんだよハリー」
再度にっこりと笑う、それは少年の妹を彷彿とさせる。
この双子はおかしい。
友になって初めてアキトの本質を垣間見たと生き残った男の子は背筋を凍らせた。
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