永い時のかえりに

バサバサ、子供の細い体には些か不釣り合いな雄々しい翼。
それは双子のみが自由に扱える代物であり、闇の帝王が狙うに相応しい力でもあった。

「え、それってまさか……!」

「でもなんで二人はその力を持っているのかしら?」

「先祖返りなんだってー」

「ばあちゃんが言ってたぜー」
「返りすぎだよ!」


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