「恥ずかしさと気持ち良さって似てるんだよね」






『ッ!!』





「だから、少し明るい方が気持ちいいよ」






「絶対」なんて言う仙道に『絶対、何て...ないって、さっき言ってたくせに』なんて文句を言いながら目を瞑る私に、仙道はクスッと笑って「実感、してみる?」なんて私の胸の突起に舌を這わせて、私の反応を楽しむみたいに私の手首から手を離すと、舌で弄っていない方の私の胸の突起を弾いた。





『あっ、それ...いや...』





「どっちが気持ちいいのか、答えて」





『やぁ、っ...も、やだ...』





まだそれ言ってんの?仙道って馬鹿なんじゃないの、なにそれ、答えなきゃいけないの?なんて頭でグルグル考えるのに、答えられない私を見て仙道が「答えられないくらい、気持ちいい?」なんてフッて笑みを含みながらそう呟く。私は答えなきゃ終わらないこの時間を早く終わらせたくて『全部、気持ちいい』って消えるような声で囁いた。なに、言わせるのよこのタコ。なんて悪態をつける余裕もない私は、仙道に視線だけ向けると、仙道は驚いたような顔を一瞬見せてから「ふーん、そうなんだ」って満足そうに笑っていた。






「全部って、ここも?」





そう言ってスルリと伸びた仙道の手が私の内腿をなぞっていって、私の身体は反応するみたいにピクリと揺れる。なんだか全身が自分の身体じゃないみたいな反応に私は戸惑って、下唇をギュッと噛むと、仙道はそれに気づいたみたいに私の唇に指で触れた。






「力、抜けって...」





『無理...だよ...こんな、』






恥ずかしいのに、って私が言い終わる前に仙道の唇に触れていない方の指が私の秘部に到達すると「あらら」なんて仙道は意味わかんない声を出す。なにそれ、あららってなによ、恥ずかしいんですけど、余計に。なんて私は眉を寄せて仙道を見ると、仙道はにっこりと笑いながら「なにこれ?」と言って私に秘部に触れた指をチラリと見せつけた。見せつけられた指は恥ずかしいくらい濡れそぼっていて、私は一瞬しか直視することができなくてすぐに目を逸らす。





『知らない...』





「あっそ、じゃあ教えてあげよう。花子のココ、凄いビショビショ」





『ッ!言わなくてもわかるよ!馬鹿!』




ピシャリと言い放ったのも束の間、仙道が私の秘部に顔を近づけたのがわかって、思わず足を閉じようと私は足に力を入れる。そんなの意味ないみたいに、私の唇から離れた仙道の手が、私の太ももを掴んで無理矢理こじ開けるみたいにグッと押さえた。





『き、きたないから!』





「汚くないし...それに、すげーやらしい匂いするんだよね」





「ココ」なんて私の秘部に鼻を近づけて、仙道がクンクンって空気を吸う音が聞こえる。私はもう恥ずかしすぎて頭が沸騰したみたいだった。なんでこんなことするの、ほんとに馬鹿なんじゃないの。最悪。なんて思いながら顔をまた両手で覆い隠すと、仙道の笑った声が聞こえて、すぐ後に秘部の突起にヌルリと熱い舌が這った。






『あっ!やぁっ、まっ...っ!』






「すぐイキそう?」





呟く仙道の唇から聞こえるリップ音が私の秘部の突起に吸い付いてることを告げて、その後すぐにピチャリと舌で舐め上げるような水音を響かせる。もう、気持ち良すぎて頭がおかしくなりそうなのと、これ以上したら何か弾けてしまいそうで、私は怖くなって顔を覆い隠していた手に力を込めていく。





『やめ、てぇ!せ、んど...っ!あ、だめ、も!!』






「いいよ、イッちゃって」





『だめ、だめえ!それ、怖いッ...こわ...い、よッ!あっ、あああ!』





何かが弾ける瞬間に、仙道の指がズズっと私の中に入ってきて、自分でも痛いくらいに仙道の指を締め付けたのがわかった。それと同時に仰け反った私の腰を仙道の手が掴んで、掴まれたところからまた快感に似たような熱さがじわりと滲んだ。








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