着いたところはラブホテルってやつで、仙道ってやっぱり身体目当てなのかな。とかなんとか思ってるとドサッとベッドに下される。だけど化粧が崩れててぐちゃぐちゃな顔を見られたくなくて、顔からタオルを退けないまま、私はベッドに下された格好のまま無言で仙道の言葉を待った。ベッドのスプリングの軋む音が少しして、私の顔横のシーツの擦れる音が聞こえる。それと同時に「田中、顔見せて」なんて仙道の声が聞こえて、私は『やだ』って短く答えると顔に当てたタオルを持つ手に力を込めてく。仙道はその後少し黙ったまま、私の髪の毛を耳にかけるようにサラリと触ったかと思えば、「越野に、何されてたの?」なんて耳元で囁いた。その艶めいた様な仙道の声にドキッとした私は、仙道の事を好きと自分の中で認めてしまったせいで、いつも以上に身体が熱くなったみたいに心臓が早くなる。






「花子、教えて」






『ッ...』






「こんな風に耳、弄られたの?」







『やっ...!やめ、て...』




タオルのせいでくぐもった私の声を聞いた途端に、仙道の舌が私の耳を這って、私は驚いたように体を揺らす。それと同時に仙道が私の制服に手をスルリと入れてきて、私は思わずタオルから手を離して仙道の手首を掴んだ。「なに?」なんて聞こえた声は、いつもの仙道なのに、なんだかいつもより強引に感じて、少しの戸惑いと、少しの期待が私の体を余計に熱くさせる。やめてほしいのに、やめて欲しくなくて、私の頭の中はグルグルふわふわしていって、考えてるうちに仙道の舌がまた私の耳をペロリと舐めていって「花子の声、聞かせた?」なんて低い声で囁いた仙道が手首を掴んだ私の手を振り払って強引に胸に手を進めていく。仙道の手が下着ごと私の胸を揉んでいって、私の身体はジワリと汗をかくみたいに熱くなる。








『やっ、だ...仙道...ッ』






「答えられないならタオル取って」





『やだ...』






「じゃあ、花子の恥ずかしい所見られるのと、顔見られるのどっちが嫌?」






『何言っ...て!?』






仙道の声とともに下着を下ろされたかと思えば、私の太ももに当てられた仙道の手に、私の足が無理やり開かされて私の秘部を露わにされる。私は恥ずかしすぎて、タオルをさらに強く握るのに仙道は「あーあ、丸見え」なんて笑みの含んだ声で言って、私の身体は更に熱くなった。なんで、顔見せないだけでこんな事するの。仙道って本当に馬鹿なんじゃないの。なんて頭では思うのに、私の身体は喜んでるみたいにジワッと濡れていくのが自分でもわかるくらい熱くなっていく。







「全然弄ってないのに濡れてきてるよ」







『や、め...っ...やぁ!』







「それに、やらしー匂いさせちゃって...」







そんな事言いながら仙道が下腹部で息を吸う声が聞こえて、私の顔は燃えるみたいに熱くなった。何してんのよ、変態、やめてよ。なんて考えてる私の事なんかいざ知らず、仙道の熱い舌がヌルリと私の秘部を這っていく。瞬間に頭の中が真っ白になっていって、タオルを被ったせいで呼吸をするたび余計に顔が熱くなっていくみたいだった。それと同時にくぐもったような私の甘い声が、仙道の舌が動くたびに漏れていって、私の下腹部はビクッと痙攣してるみたいに揺れていく。






『や、ぁっ...あ、ああ』






「花子はここ、吸われるのが好きだよね」






『あっ!やぁっ!あ、ああ』






仙道の声とともにちゅうって秘部の突起が吸われると、私の腰が跳ねるみたいに動いて私はチカチカするみたいに目が眩む。そのせいで仙道の唇に自分の秘部を押し付けるみたいな形になって、恥ずかしくて私は足を閉じようと力を込める。だけど、仙道の手がそれを許してくれないどころか、仙道の舌が私の膣内に入ってくるもんだから、私は初めての感覚に頭がおかしくなりそうだった。いや、もうおかしくなってるのかも。膣内で蠢く知らない感触が、私の身体を更に熱くさせて、頭が溶けるような感覚だけが私を包んでいく。







『やっ、やぁ!やめ、て!』







「イきそうなんだ?」






「あっ、や...あ、やだっ!」





「いいよ、イッちゃって」





その言葉の後に仙道の指が私の膣内に入れられて、秘部の突起を吸われた瞬間、私はのけぞるみたいに達して、頭が一気に真っ白になる。仙道は「あー、イッてるイッてる...中すごいね」なんて言って、私の膣内を確認するみたいに指を良い所に押し当てた。余韻に浸っていたいのに、仙道の指がグリグリ良い所に押し当てられると、私の身体はビクッと動いて、まるで喜んでるみたいに仙道の指を締め付ける。そんな事が恥ずかしいのに気持ち良くて、私はタオルを持った手に力を込めていく。










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