『やっ、ぁっ...だ、め...』






「指、入れていい?」






『やぁっ...ま、って...ぃやあっ!』







私の言葉とともに膣内に侵入してきた仙道の指が、私の中で蠢いて、私は思わず甘い声を漏らす。「花子の良いところ、どこだっけ」なんて私の名前を呼んだ仙道に思わずドキッとしながら、私は膣内にある仙道の指をギュッと締め付けたのが分かった。そのすぐ後に、仙道の指で膣内にある1点を擦られた瞬間、私の身体はびくっと揺れる。目眩がするみたいな感覚がした私は、のけぞるみたいに壁にもたれる背中に力が入っていく。それと同時に2ヶ月前の出来事を思い出すみたいに私の身体は熱くなっていって、膣内にある仙道の指が、私の頭を真っ白にしていくみたいに、ゆっくりと、でも確実に私の良いところを執拗に擦り上げた。








『いっ...やぁっ...あ、ああ...ッ!』







「気持ち良さそうだね、ここ」







『や、だめぇっ...あっ...とまっ...あ!』







「中ヒクヒクしてきてるよ花子」







「イく?」なんて言葉とともに私の腰はビクッと揺れて、だけど2ヶ月前に起こったあの出来事がまた繰り返されるみたいで、私は怖くなった。別に仙道とこういう事をするのが怖いんじゃなくて、私の中から何かが溢れそうで怖くなったのだ。私じゃない何かが溢れ出て止まらなくなりそうで、私は『出ちゃう』なんて言って助けを求めるみたいに仙道を見つめる。それに気づいたのか、仙道が小さく笑って「ああ、潮?」なんて言って私の膣内を容赦なく擦っていく。荒くなっていく私の息が、自分の言う事を聞かない私の身体が、余計に私の熱を上げるみたいに私を昂らせる。私の腰はピクリと跳ねながら、仙道の指をギュッと締め付けて限界を伝えているのに、仙道は余裕そうに笑って私に口付けた。それと同時に、私は絶頂を迎えそうなのと、潮を吹きそうな感覚を我慢するみたいにスカートの端を握る手にギュッと力を込めていく。






『んっ...んっ、んん!んっ!』






「ハァ...花子....学校の床、汚れちゃうよ?」







『やぁ...あ、あ...だめ...だめぇっ!』






「なら我慢しないと」







言いながら意地悪そうに笑った仙道は、私の膣内をさらに刺激していって、私は愛液を出さないようにするみたいに膣内に力を込めていく。そのせいで締め付けてしまった仙道の指が、私の締め付けに抵抗するみたいに蠢いて、私はもう限界みたいに涙ぐんだ声で仙道に『もう出ちゃう』って甘い吐息とともに途切れ途切れに仙道に伝える。だけど仙道は止まってくれなくて私はスカートを抑えていた手を仙道の手首に移動させて、ストップと言わんばかりに仙道の手首をギュッと掴んだ。






「我慢してるから?花子の中すごい事になってるよ」






『も、やあ...む、り...やぁ!あ、やッああ、あ!』








「もう限界?」





問いかけられた仙道の言葉に、私はコクコクと首を縦に振って、仙道の手首を掴む手にさらに力を込める。ヒクヒクした私の膣内が、もう私の意思なんて聞かないみたいに勝手に動いて、仙道の指でこんなにも簡単に快感に溺れる厭らしい自分と、学校でこんな事をしている背徳感から解放されるみたいに力がどんどん抜けていく。あ、もうダメだ、無理。なんて考える余裕もなくなった瞬間に、仙道の顔が私のスカートの中に埋れて、私の秘部全体をちゅうって吸うみたいに仙道の唇が私の秘部に触れる。普段だったら恥ずかしくて火が出そうなほど熱くなるはずなのに、溶けきったような私の頭はもう思考が停止して、我慢の限界からただ解放される事が気持ちいいみたいに絶頂を迎えていた。そのすぐ後にジュルジュルって音が聞こえて、私の愛液なんだか潮なんだかわからない液体を仙道が吸う音が下腹部から聞こえるのと同時に、私は余韻に浸るみたいに甘い声を漏らしていく。






『いやぁ...あっ、あ...っ』






「あーあ、すごい...出したね...」






コクリと喉を鳴らすみたいに私のスカートの中から顔を出した仙道の唇が、酷く濡れているのが目に入って、冷静になっていく私の頭は沸騰するんじゃないかってくらい熱くなった。こいつ、潮、飲んだ...!も、最悪!なんてことすんのよ!最悪!なんて悪態をつく心の中の私に対して、現実の私の身体は言う事を聞いてくれないまま、その場から動けない。酸素を欲しがるように呼吸をしつつ、私は恥ずかしさから自分の両手で顔を覆う。それと同時に仙道が私の耳に近づいて「ごちそうさま」なんて吐息まじりに囁くもんだから、私は『変態』って仙道に向かって小さく呟くと、仙道の「変態はどっちだよ」なんて笑みを含んだ声が聞こえると同時に私の羞恥感は余計に高まって、顔を覆った手にさらに力を込めた。








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