『それでは仙道彰くん、あなたを相手に選んだメリットは何ですか?』

「それ今聞く?」

『仙道くんは忙しいじゃないですか!』

「いつもみたいに彰って呼んでくれないの?」

『きょ、今日は進行役ですので!』

「お、じゃあこの間に言わせちゃおうかな」

『何考えてるんですか!?』

「何だろうね」

『ちょ、触っちゃ...ッ!だめです!!』

「そのまま企画続けてていいから」

『こら!メリットを言ってください!』

「花子ちゃんは耳が好きだよね」

『話を聞いてくださ...!!』

「俺の声も...好きだよね?」

『あっ、ちょ...耳元でやめ...』

「ほら、続けて」

『だめだってば...も、やだ』

「敬語忘れてるよ」

『やっ!!もう!!だめです!!』

「だめ?」

『だめです!』

「そんな顔じゃ説得力ないけど」

『どんな顔よ...っや!ちょ、まっ...!!』

「あーあ、これ何?」

『あっ、そ、何ってそんな...ッ!』

「グチャグチャだけど、ここ」

『あっ、も...ぁっ!ま、そこ...はぁっ!』

「彰って言ったら、指入れてあげる」

『い、言わないぃっ、あっああ』

「中欲しそうだよ?」

『だめ、擦っちゃ...ッ!』

「彰」

『あっ、ああ、やぁ!』

「言えって」

『あ、き..ら...あ、ああ』

「ん?もう一回」

『あっ、んやぁっ、彰...あああッ!』

「まだ1本入れただけだよ、花子ちゃん」

『あっ、ああ!も、イッ...ちゃぁッ!!』

「うん、見ててあげる」

『だめ、だめぇっ...あ、あああ!!』

「やらしー顔しちゃって、本当...可愛いよ」

『んっ、んん...っぁ!』

「次は俺ので気持ち良くなろうね」







(2020/08/14)
メリット教えてください...


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