―あとがき(蛇足注意)







どうも、管理人の巡です
あ、やめて下さい石は投げないで下さい、私明智さんじゃないんで!

とうとう(やっと?)三成中篇「行き場」が終わりました
「必読」で注意喚起していたとはいえ、あまりに非道い結末なのでお叱りの言葉も頂く事になるだろうとは予感しております
そしてこの中篇を書くきっかけになった素晴らしいお題を提供して頂いているDOGOD69様には本当に影ながら感謝しております
お題は素晴らしいんです!だから後味悪いのは私の所為です
と言うのも、このお題、薄々気付いている方もいらっしゃるのではと思いますが私の捉え方は若干違っているのです(私の推測ですが)
よくよくお題を読んで頂ければお分かり頂けるかと思いますが君と僕の捉え方が少し入れ違っています
お話に合わせる為に敢えてそうさせて頂きましたが…違和感を覚えた方がいらっしゃいましたらお詫び申し上げます、あれ仕様なんです


そんなこんなですがこの中篇、とにかく書き始めてからが大変でした
BSRというジャンル自体始めて間もないので歴史言葉に詰まったり、日本語書けなかったり(前からだけど)、シリアスに私が耐え切れなくなったりと…ストーリーは決まっているのに書き進められない、中篇とか言いつつ本編完結に一ヶ月かかるという鈍間ぶり
いやもう罵って下さい、本当に

ストーリーは3プレイ直後に考えたので自然にシリアス仕上がりになりました
あまりネタバレにならない程度に結構ゲーム要素を入れたので(毛利と長曾我部とか大谷の策略とか)一応補足で説明しておきますと、三成赤ルートベースの決戦は関ヶ原乱入です
いや誰も乱入してないけどね…
あのMAPが一番シンプルで想像し易いし、大谷さんの執念とかも結構好きだしで乱入にしました

お話には三成以外に家康と大谷が出てきましたが(あ、あとチクリ魔武将)家康も大谷もヒロインの事は大事に思ってます
特に大谷は途中分かりづらかったですが(私の文才マイナスの所為で)彼は三成と同じくらいヒロインを大事だと思ってました
オク…毛利とのダークな密約をヒロインに知られたくないが為に、チクリ魔を雇ったんですよ大谷さんは
家康は…ヒロインに対する気持ちが愛情だったのか友愛だったのかは読者の方の判断にお任せいたします

そして三成とヒロインの心情ですが、ヒロインはもう昔から三成のことが好きだったんですきっと(きっと?)
そして三成もヒロインの事が好きだったんですがゴリ…秀吉の手前それを認める訳にもいかず、その上あまりに純粋なんでその複雑な気持ちを認められず、ヒロインの事も何となく苦手になりーのな感じだったんですきっと(きっと?)

まぁこれは私の解釈なんで違う解釈で読んで頂いた方がいらっしゃるならそれはそれで正しいんだと思います

とにかく最後の最後に自分の感情に気付く三成と、幸せになりたいと願いながらもその「幸せ」からは遠い道を選んでしまうヒロインを書きたかったんです
そして二人の思いが重なった時には全てが終わりへと向かっている…

本当に蛇足ですがこの中篇は宇多田さんの「誰かの願いが叶うころ」と「prisoner of love」を隠しテーマに書いてました
この2曲…泣けますよね




長々と言い訳を書きましたが、ただひとつ言い残した事は
本当にここまでお付き合い頂きありがとうございます!
そしてすみませんでした!
という事です



「行き場」本編はこれで完結ですが、近日中に救済短編をひとつ上げる予定です
このまま不幸ENDじゃ三成さんに斬滅されそうなんで…
よろしければまたそちらも読んでいただければ光栄で御座います



ではでは、本当に長い間お付き合い頂きありがとうございました!!







2010.10.04 巡
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