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 マギで絶世の美女に勘違いされる@

定番の勘違いされる話。
メイクで顔がめっちゃくちゃかわる主人公。
すごい濃い化粧しているけどそれが似合っちゃうくらい元の顔は平凡。ていうか薄い(笑)
ようは化粧テクがすごい主人公がいい。
そんで、アニメとか大好きでコスプレとかもやっちゃうオタクで引きこもってたら色白になった設定。


シンドバット夢。




いつの間にかこの世界にきて、なんかいろいろあって昔の花魁みたいな仕事してます。
ていっても、誰も相手にしてくれないから、ただ突っ立ってるだけなんだけどね。



「姫様のおなーりー」

「(いや、私の苗字は姫路なんだけどね)」


もちろん怖いから訂正なんてしないけどね!女社会は怖いんだから!
でも、ここの人たちはすごく優しいです。身寄りのない私にとても親切で。あ、やばい。感動して泣けてきた。け、化粧がー!!


「まあ、今日の姫様はまた一段とお美しいですわ」

(濃い化粧で顔を塗りたくりましたらからね。整形した並に顔変わってますから)

「やはり、あのお方がいらっしゃるからかしら?始めて姫様がご指名されるかもしませんわね。姫様が取られるようでなんだか寂しいわ。」

「あの、お方?」

「あら、ご存知ないのですか?今日は国王であるシンドバット様がいらっしゃるのよ」


(な、なにーーー!!!!き、聞いてないぞ!!ていうか、ちょ、待って。まさか私に国王の相手をしろと?一回も接客なんてしてことないんですけど!!いつか接客しなきゃいけない日がくると思ってたけど、いきなり国王ってレベル高くないっすか!?)



と、そこに支配人が。

「姫様。シンドバット王がご到着なされました。」

「(うそーん).....は、い」

「どうぞ、最上階のお部屋でお待ちください」






お部屋で待っていると、しばらくして一人の若い男が入ってきた。
イケメンである。イケメンへの耐性なんてないんですけど。

「君が、姫.....」

「シンドバット様。はじめまして。ルナと申します。」

「ルナ....素敵な名だな」

「ありがとうございます。ルナというのは私の祖国では月を表しているんですよ。」

(とりあえず、会話を続けとかなきゃ!時間を稼げ!ルナ!ベッドインだけはマジで勘弁して!)

「月、か。イメージにぴったりだな」

「ふふ、よく言われます。今日は良い月夜ですよ?これも何かの縁かもしれませんね。月見酒なんていかがですか?」

「それはいい!月を見ながら絶世の美女と酒なんて最高だ!」

「はい、喜んでお酒のお供をいたします」

(酔わせて潰せば、朝まで寝るはず。たしか酒のお摘みといっしょにシンドリア版鬼ゴロしがあったはず!!)




シンドバット視点も書きたい。




2013/09/19 00:48
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