×
第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -



夏の大会前



GW明け
GW明けから西浦高校に転入する。1年2組に入ることとなる。変わった時期の転校生ということで、様々なクラスから注目を集めることとなる。この際、野球部の面々も何人か見に来ている。

クラスではすぐに仲良くしてくれる友達に恵まれ、浮くことなく過ごせている。転入後すぐにゲームを持ち込みクラスメイトからはあきれられるほど、自然と溶け込めている様子。クラスメイトから野球部のことを聞き、「一年生のみの新設部」「女性監督」という明らかにメディアの好きそうな状況を察し、なるべく関わらないように過ごすことを心に決める。あるとき廊下で阿部とすれ違い、お互い認識したようだが、特に会話などはしなかった。

西浦に協力する
西浦高校が夏大で桐青と戦うことが決まり、応援団も発足した。ますますメディアの注目を浴びそうな展開に警戒心を高める。
一方、野球部は監督が勝つためにもう少しなにかできることはないかと考えるなか、阿部が椎名のことを提言する。監督も椎名のことは中学の活躍を知っていたため快く了承する。ただ、自分が会いに行くことができないため部員たちに勧誘を託すこととなる。
全部員が勧誘に納得し、阿部の作戦は全員椎名の好きなお菓子(ぷっちょ)を買い、それと少人数(主将、副主将)で頼み込むことだった。
後日、頼み込みだけであったら断るつもりだったが、好きなお菓子を一緒に多量に持ってきたこと、部員たちの熱意にもともと野球が好きで本当は野球と関わっていたい椎名が断りきれることなどできず、入部ではなくとりあえず協力していくことを了承する。

椎名の練習
個人的に持っている情報を使用することは良くないと考え、こちらからの情報の提供は相手校を調べればわかることのみに留めている。練習に関しては監督と相談のもとメニューの作成や提案、手伝い。なんだかんだ篠岡よりも帰宅は遅く、部員たちと同じ上がる時間になっており、朝練にも参加している。投球指導には阿部と意見が合わないことが多い。阿部からすると榛名の投球指導をしているぶん、力量は認めるがこちらのこだわりを崩されそうと考えている。椎名は阿部のその考えを察しているため、投球には深く関わらず、阿部の相談にのる程度にしている様子。