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「#エロ」のBL小説を読む
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「セックスしないと出られない部屋?」
 ふむ、と目の前に貼られた紙を見る。ダブルベッドだろうか、大きめのベッドとベッドサイドには大人のグッズが置かれている。ベッドでほぼいっぱいになっている狭い部屋で扉の前に立っていた。
個人ソロランク戦を終え、スマホを見るとオサムから支部に戻るように連絡が入っていた。一緒に行動していた、コイビトのアヤリに、このあとどうするか尋ねると一緒に行くよと言ってくれた。本部を二人で歩いていたところ、いつの間にかこの部屋にいた。この身体になってから眠ることができなくなったため、寝落ちした、ということはないだろうが、なんにせよ覚えていないのは事実だ。   
アヤリを確認すると眉間にしわを寄せ、険しい表情をしていた。セックスに関してはアヤリとコイビトになってから、機会を見つけては何回か行っているため、然程ハードルの高いものではない。周囲を確認したところカメラや人の気配もないため、不審に感じるところは沢山あるが、この険しい表情をしているコイビトを説得すれば、オサムを待たせることもなく、この部屋から出ることが可能だろう。くるりと身体をそちらに向ける。目が合うとビクリと身体を震わせるのがわかった。
「アヤリ?」
「ねぇ…」
声を掛けてからも間がある。なにか緊張するようなことがあっただろうか。「あなた、だれ?」
悪い、オサム。思ったより事態は深刻そうだ。


「おれは空閑遊真だけど、お前覚えていないのか?」
「空閑、遊真くん…?」
わからない…。そう呟きながら下を見る彼女。いつもより目が合わない。
「じゃあ三雲オサムと雨取チカは?」
「わからない」
「ボーダーは?」
「わかるよ」
どうやらおれたち玉狛第二のことはわからないようだ。ボーダーのことはしっかりと覚えている。完全な記憶喪失というわけではないことに安堵するが、コイビトから自分の記憶がなくなっているという現状は思っていた以上にショックだ。このアヤリはいつのアヤリなのだろう。先ほどから「玉狛」「三雲」と繰り返している。
「あ…」
「なにか思い出したのか?」
「あなた、自販機の前で、三輪先輩に近界民って呼ばれていた白い子…」
「ああ、そんなこともあったな」
「じゃあ、あなた。近界民…ってこと?」
「そうだよ」
おれの肯定を聞いて、顔をより険しくして、おれからできる限りの距離をとり警戒を全面に表している。どうやら、おれと出会う前のアヤリであることは間違いないようだ。この狭い部屋でとれる距離などほんと数メートでしかないが、この近づくなという表情は、初めて会話したあの日を思い出させる。こんな彼女とよくコイビトになったものだ。
「お前が近界民嫌いなのは知ってるよ」
「じゃあ近寄らないで、早く消えて」
「そうは言ってもな」
扉に貼ってあった紙を見せる。目の動きからじっくりと読んでいるのがわかった。視線が一番下に行き切ったあと、顔が青ざめていくのがわかった。
「絶対っ、嫌」
「じゃあ、このままおれとここでずっと過ごす?」
「それも嫌」
「じゃあどうすんの」
「近界民と一緒に暮らすくらいなら自殺したほうがマシだよ」
「お前、そんな命を粗末にする奴なのか」
「近界民といるくらいならそのほうがいいよ」
だんだんとこいつの態度に腹が立ってきた。確かに最初はこんなんだったのかもしれない。
『認めるよ、これからよろしくね』
『できるのならば、少しでも長く一緒にいたいよ』
『好きだよ、遊真くん』
そんな言葉を、こんなおれにくれた梨本彩里がたまらなく大切なのに、目の前のこいつはそれを全て否定してくる。アヤリと全く同じ顔、同じ声で。
「ねぇ」
「なに、来ないで」
拒む言葉を全て無視する。この大して取れていない彼女との距離を縮めるために近づく。おれが近づくにつれ後ずさりをするけれど、ついにベッドの脇までたどり着いた。もう後ろに下がるにはベッドの上に行くしかないが、どうやらこいつはそれだけは避けたいらしい。トリガーを持たず、まともに眠れていない貧弱な生身で右手の拳を握り、おれに向かって突き出してきたが、避けるまでもなく、その右手首を掴み力いっぱい握ってやる。換装体でないその身体では痛いだろう。痛みを耐えながらおれの手を離そうと抵抗しているけれど、ピクリとも動けない。おれはこの弱い女の子を守っていきたいのに今のこいつは離れようとする。益々イライラさせる。
「離してよっ…!」
「嫌だね」
「本当に、嫌っ」
「じゃあ離させてみれば?」
隈のひどい顔、細い身体。あっちの世界だったらトリガー持ってなかったら真っ先に狙われて死ぬんだろうな。少なくともおれが敵だったら迷わず狩りやすい標的として狙っていただろう。ほんの少し力を強めて、真後ろのベッドへ組み敷く。おれのこの小さな身体でも手首と足を動かないように押さえることが容易い身体だ。ジタバタと抵抗するから、さらに体重をかける。

「おれの大切なアヤリを返せ」

そう耳元で呟いて、守ることのできないそこへ噛みついた。おれを否定する言葉は、すべて嘘ではなかった。


 今のアヤリの記憶がおれと出会う前であることは確かで、こいつが近界民が嫌いなのも本当で、今の状況はコイビトとの触れ合いや喧嘩などでななく、ただ、嫌がるコイビトによく似た女を無理やり組み敷いたということになる。
「やめてっ、離れてよっ」
「やだね。おれは早くここから出たいから」
「私は出たくなんかない」
「そんなん知らない」
 上着の中に手を滑り込ませて、ホックを外す。ビクリと下で身体が一瞬強張るのを感じたが、関係なく手を進める。身体中の力が入っているのだろう、少し抵抗が弱くなった。
「なに、期待してんの?」
「そんなわけっ」
「あっそ」
そう吐き捨てて脇腹を撫でながら、首筋に舌を這わせる。あっ、とおれにとっては聞き慣れた、こいつにとっては初めて聞く、そんな声が出た。自身でも驚いているようで、先ほどまでおれを睨んでいた目が、大きく開いている。あぁ。そうか。身体は何も変わっていないから快感を覚えているし、でもこいつの心は処女のままなのか。そう考えたら好きな人の身体で、もう一度処女特有の反応が味わえるのかと、下半身がどくんと脈打ったのがわかった。中身が愛しいカノジョでないことが残念だけれども、この否定的な女もあいつの一部だったんだと思えば、少しだけ愛しいと思える気がした。 
 少しの罪悪感。感情に任せて襲おうとしたことは、それこそ記憶が戻ったときに、本人をひどく傷つけてしまうかもしれない。この部屋を脱出する方法は見つからないけれども、こいつが納得してセックスを行ったほうが、後味が悪くない気がした。少しだけ右手首を掴んでいた力を緩めた。
「そのまま早く離してよ」
先ほどまでビクついていた奴が、再びおれを睨んで告げる。
「私は近界民なんかと絶対したくない」
前言撤回。身体が覚えているのならば、思い出させればいいだけのこと。緩めた力を再び込める。痛っ。と顔をしかめたのがわかったが、もうやめられない。止まらない。徹底的におれのことを思い出させてやる。抵抗してくる左手も掴み、押さえつけおれは優しく唇を重ねた。

 少しでも今までアヤリにしてきたように、どれだけ腹が立っても目の前にいるのはアヤリであることに変わりはないのだから、最初のような乱暴に、一方的に痛みを感じさせないように、優しく、今のアヤリが少しでもおれを受け入れてくれるように。何度も優しく口づけを交わす。こいつはもちろん、口は堅く閉じているし、じたばたと逃れようとすることはやめない。呼吸の旅に、途切れ途切れ「嫌」と告げることもやめない。
「お前が否定し続ける限り、おれもやめないよ」
「なんで、こんなことするの」
「アヤリが好きだから」
「…私は嫌い」
そんな彼女の言葉を無視して、再び唇を塞ぐ。いつもであれば、おれに預けてくれるその身体は強張ったままだ。唇を舌でなぞってみれば、またビクリと身体が跳ねた。
「口開けてよ…」
首を横に振りながら否定を表現する。息がだいぶ荒くなり、目は潤んできている。言葉を発する余裕がなくなってきたのであろう。首を横に振り続けている、そんなに振り続けたらもっと疲れるだろう。おれはキスをやめない。口をこじ開けるように舌を動かす。彼女が酸素を求めて少しだけ口を開こうとした瞬間、おれは舌を口内へねじ込むことに成功した。
「んんっ、んむぅ」
口の中で逃げ回る彼女の舌。追いかけたり、歯列をなぞり、また舌を追う。どちらかのものかわからない唾液が口の端から伝っても、拭う余裕などない。一度でも口を離したらまた固堅く閉ざされてしまうと思うから。少しだけ口を開けて酸素を取り込めるように。お互い酸欠になってしまわないように気を付ける。
 だんだん逃げ回ることが疲れたようで、舌を絡めとることができた。もう逃がさないように、舐めて、たまに吸って、唾液を絡めて。流石に息苦しくなってきて、ぷはぁと口を離して深く息をする。繋がっていたことを証明するように糸がお互いの口から伸びている。おれは自分の口から垂れている唾液を服の袖で拭って彼女を見下ろす。そこにはさっきまでおれを拒絶していたのが嘘のようにとろんとした目元と、頬を赤く染め、肩で息をしながらぐったりとしていた。
「気持ちよかった?」
「…なんでこんなこと、するの?」
「さっきも言ったじゃん。好きだからって」
「信じられないよ」
「おれたち、こうやってたくさんしてきたんだよ」
「嘘…」
「ほんと」
 近界民が嫌いな彼女へ、少し酷なことを伝える。ショックを受けさせているのはわかるが事実なんだから。固まっていることをいいことに、手首を抑えるのをやめ、上着の中に再び手を入れる。力の抜けきったその身体での抵抗はおれには全く通用せず、やわやわと両手が、その柔らかい、発達途中の膨らみへ到達した。「嫌だ」とずっと呟いているが、やはり身体は覚えているのだろう、力を込めるたびにビクリと跳ね、本人の意思とは関係なく甘い吐息を漏らす。ふと、頂点を指先でかすめれば。より一層跳ね、「あっ」と数段大きな声を出す。
「すごいかたいな」
「やだっ、やだ」
「もうやめられないぞ」
口だけはいまだに否定を続けるが、もう身体は十分その気になっているのだろう。腰が揺れている。上着を捲って硬くなったそこを口に含む。もう片方は指で強弱をつけて弄ってやる。ビクン、ビクンと跳ねる身体と口から洩れる声に本人は戸惑いを隠せないようだが、おれからは当然の反応としか思えなかった。アヤリは乳首が弱いのだから。
 胸への愛撫とキスを繰り返すことで、少しずつおれの知っている表情になってきたことに安堵を覚える。背中を撫で、首に舌を這わせ、耳を甘噛みする。今のアヤリに嫌われたっていい、おれとアヤリが重ねてきた経験を、全部やろうと思った。汗でぐちゃぐちゃな彼女の服を全部剥ぎ取る。もう抵抗する力は無いようだ。こいつにとっては初めての感覚なのに、身体は積み重ねてきたことにより快感をより強く受け止めようとしているだろう。こいつには少し可哀想な初体験になってしまったのかもしれない。トリオン体のおれの身体は熱さも、汗もないけれど、上着を脱いでそこらへんに投げた。上半身裸になったおれを見て、目を一瞬見開いたが。「小さくて、貧弱な身体だね」と言ってきたため、また首に噛みついた。最初とは違い「あ、んっ」と甘い声が耳に届いた。
「もう、やだ…」
「なんで?」
「好きでもない人としてるのに、なんで、こんな…」
「本当は好きなんじゃない?」
「絶対あり得ないっ!」
 あぁ、嘘じゃない。今日ほどサイドエフェクトを嫌に思ったことはないかもしれない。本音ばかり突きつけられるのも良いことじゃないようだ。今度馬鹿正直なうちの隊長にも教えてやろう。
 頃合いかなと、脱がした下半身。太ももを撫でながらキスをする。唇に触れるたびに「んんっ」と言う彼女は、やはり愛おしい。記憶がなくともこういう反応は一緒であることに、本人であることをさらに実感できる。キスをして、舌を絡めて、太ももを這っていた右手を彼女の秘部へ触れる。もうトロトロになったそこはいつでも自身を受け入れてくれるだろう。いつの間にか、舌を絡ませることに抵抗がなくなった。彼女がキスに夢中になっている間に、指を一本、そこへ挿れる。
「っっ
「そのまま、力抜いてて」
「ねぇ、やだっ、何して…」
「黙って」
「んんっ…」
そう言ってまた深くキスをする。下からまた液体が溢れてきて、中に挿れた指が、ぬるぬると非常に滑らかに動く。少し指を曲げたり、深くしたり、浅くしたり。「やだ、やだ」と繰り返しているけれど、指をキュッと締めるそこに興奮する。指をさらに一本増やし、奥へと突き刺したら、大きな甘い声と大きく跳ねる身体。絶頂したのだろう。突然の大きな快感を受け止め切れなかったのだろう、目からは涙が溢れており、泣きながら体をビクビク震わすその姿は、なんて弱弱しい生物なのだろう。もっとぐちゃぐちゃにしたくなる。そんな弱いものをいたぶりたくなる感情が自分に備わっていたのかと、自分への嫌悪。でもそんなものも関係ない、だって本来のアヤリならばそんなおれのことだって受け入れてくれるはずだから。
 絶頂を一度迎えた身体に構うことなく、増やした指を動かす。動きに合わせて揺れる腰と、喘ぎ声から、気持ちよくてたまらないのだろうと理解することができる。
 このトリオンでできた仮の身体になってから、性欲はさほど湧かない。ましては子孫を残す力もない。だが、一度興味で自慰をしてみたところ、その気になれば興奮するし、勃起する。擦れば気持ち良いし、射精もする。出たものは精子ではなくトリオンだったけれど。つまりセックスすることに不便はない。むしろ避妊具がなくても大丈夫といった都合の良いものだ。この身体になる前に精通していて本当に良かったと思う。
 ズボンの中で限界まで主張しているそれに、痛みはないが窮屈な感覚を覚える。解放感を求めて指を動かすのをやめ、ズボンを脱ぎ捨てる。こいつにとっては初めて見るであろう男のそれを、ぎょっとした顔で見つめているのがわかった。
「なに」
「いや、その、驚いて…」
「これが今から入るんだよ」
「無理!」
「ここまでしておいて、まだ言うのか…」
「はじめてが、あなたみたいな近界民なんて絶対、嫌っ」
「はいはい」
 本当の初めてもおれだったんだけどなぁ、なんて思いながら、彼女のそこへ、おれのをあてる。「やめて、ほんとに、お願いだから」って嘆いているのを無視して身体を奥へ進める。もうおれを受け入れ慣れているそこは簡単に奥まで許してくれた。
「はぁ…、はいった。わかる?」
「なんで…?」
「む?」
「なんで痛く、ないの」
「なんでだろうね」
 腰を打ち付けるたびにパンパンと肌がぶつかる音が鳴り響く。動きと一緒に喘ぎながら、ぎゅっとシーツを握りしめている。おれ自身も快感を求めて貪るようにキスをすれば、アヤリ自ら舌を絡ませ始めた。嬉しくなってさらに自身が大きくなった。
「おっ、きく、なったぁ…」
「うん、かわいいから」
「嬉しく、ない…」
「ほんと強情…っ」
 お互いの息遣いと喘ぎ声。水音。アヤリの記憶の一部が変わっていること、このわけのわからない部屋であったことなどどうでもよくなっていた。ただアヤリが欲しい。おれと過ごした記憶がなくても、近界民が嫌いなままでも、おれはこのコイビトが愛しくてたまらない。最初に感じた腹立たしさも、嘘のない否定の言葉も、全部、アヤリがおれに与えたものに変わりはないのだから。アヤリが近界民であるおれを受け入れて好きになってくれたように、この命が短いこともわかったうえで一緒にいることを選んでくれたように、おれもどんなアヤリだって受け入れていきたい。そして、どんなアヤリにもおれを受け入れてほしい。
「ごめん、もう限界」
「あんっ…、んん、ああっ」
「ん、でるっ…」
おれは彼女の中に、欲の代わりになるトリオンを吐き捨てた。本来ならばおれにも疲労があるはずなんだろうけれど、ぐったりするような疲労感は訪れない。下でぐったりするコイビトの髪をそっと撫でて、軽いキスを落とす。おれを睨む目は変わらないけれど、これはこれでありなのかもしれない。


「腰が抜けてて立てないとは…。ボーダーとしてどうなんだ」
「うるさいなぁ。あなたのせいでしょ」
身支度を整えて、いざこの奇妙な部屋から脱出、と思ったら、立てなくなってしまっていた。どうしようもないので、よっと横抱きをしたら、口では文句を言っていたが思ったより動けないのか、大人しくしていた。
「おれ、お前抱えてるから、ドア開けてくれる?」
「しかたないなぁ」
そう言って、ドアノブを回したら無事に扉が開いた。


ふと気付けば見慣れた景色。玉狛支部の入口前だ。おれはアヤリを抱えたまま、立っていた。アヤリを見れば顔を真っ赤にして肩を震わせていた。
「アヤリ?」
「あの、その、えっと…」
「どした?」
「ちょっと、こっち見ないで」
恥ずかしいから、と呟く。目が合わないけど、耳まで真っ赤になっている。
「覚えてるな?」」
「いや、ほんと、勘弁して」
「アヤリ?」」
「いっぱい嫌いって言って、ごめんなさい」
「それから?」
「それから…?」
「おれはごめんより違うのがほしいぞ」
「えっ…と」
おれの意向が読めたのか、ますます赤くなる。かわいい。
「アヤリってば」
「わ、私…」
深呼吸をして、おれのほうを真っ直ぐ見つめてくれる。ずっと一緒にいたのに久しぶりに、この赤い目を見た気がする。
「私、遊真くんのこと好きだよ」
「うん、おれも」
額にリップ音を鳴らしながら軽いキスを落とす。恥ずかしいのか、今キスした場所を押さえている。
「立てそうか?」」
「たぶん」」
「またあれくらいする?」
「えぇ!?いや、もう勘弁かな…」
今の発言におれのサイドエフェクトが反応する。その結果につい口元が緩んでしまった。アヤリを降ろすと屈伸したり、少し歩いたりして身体を確認しているようだ。

「アヤリ」
「ん?」
「つまんない嘘つくね」

再び真っ赤になって、その場に固まる。近付いて、いつにする?今晩?なんて問いかければ、しないよ!って怒り始めた。これも嘘、今晩じゃなくともいつかはさせてくれるのだろう。

あいつはずっと本音だったけど、おれのコイビトの方がどうやら嘘つきのようだ。