望むのは1つソーディアンマスターはそれを誓う。
「これでお金が貰えるならもーっとやる気が出るんだけどねェ」
「コイン型のチョコレートなら幾らでもくれてやるがな」
「……フフッ、何だか杞憂だったみたいですわ」
「覚悟はとうに決まっているからな、あとは全力を尽くすだけだ」
睨み合いを始めた姉弟だが、すぐにソーディアンマスターとしての覚悟を表した真剣な表情を見せた。ウッドロウは微笑み、同じく微笑えんでいたフィリアは端末を操作する。
機械音が大きくなり、皆は静かに彼女の指示を待った。
「それではソーディアン自身の強化を行いますので、台座にソーディアンを収めて離れてください」
ソーディアンマスター達は、それぞれのソーディアンを抜いた。
《いよいよだな、抜かるなよスタン》
《大丈夫よルーティ、私達ならやれるわ》
《僕と坊っちゃんなら全然問題無いですね》
《フィリアや、あまり気負わんようにな》
《先に行っているぞ、ウッドロウ》
prev next
bkm
[back]