「ソーディアンの人格は、第一に“ソーディアン”という兵器を制御する為のユニットであり、マスターが超高密度のレンズであるコアレンズのエネルギーを引き出す為の媒介。そして同時にコアレンズのエネルギーを変換してマスターへ干渉する事によって、マスターの身体能力の底上げをする為にある。
１つ目は当然の役目だからまだ置いておくとして、２つ目と３つ目が先ず重要視される。この２つは、マスターとソーディアンの精神がどれだけ同調し共鳴するかと効果の大きさが変わってくる。レンズは環境だけじゃなく、感情という非物質にも反応するから、ソーディアンはその特性を十二分に生かした凄いモノだ。
故にソーディアンが作られた当時……千年前のソーディアンマスターは、ソーディアンに人格投影をした人物がなっている。同じ人間なら感情が同調して当たり前だからね。まあ、自分と同じ人格が傍に居るというのはかなり危険が潜んでいただろうけど、千年前はそれで問題は起きなかったと司令は教えてくれた」
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bkm
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