レンズである神の眼が人類に対するの凶器である以上、レンズという物はどんなに小さかろうと危険な代物だと徐々にだが認知されつつある。オベロン社製品という画期的な技術の裏には、世界を滅ぼす一端がある、世界中の人々はコレをどう思うのか。

 リオンが話を進める。


「個人から集めるという話だと、オベロン社のレンズを動力にした製品も対象になるな、そこも各々次第だが……。あとは、モンスターを狩って集めるくらいしかないか」

「だが軍は殆ど動かせん、七将軍も各地に出払っていて迎撃以外にモンスターを倒すというのはな……」


 今の状況下であまりモンスターを刺激したくないとドライデンは語る。そもそもダイクロフトが現れる前からモンスターの活性化が報告されているのだ、戦力は出来るだけ人が居る場所に集めておきたい。

 そこで名乗りを上げたのはコングマンだった。


「モンスターなら俺様に任せな! すぐにレンズの山を作ってやる!」


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bkm

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