「爆炎剣!」
飛び掛かってくる狼に似た形のモンスターに、スタンが炎の剣を浴びせる。空中から彼を狙う怪鳥を、リオンが斬り裂いた。
ウッドロウは弓を構え、双頭のモンスターの片方の頭を晶力と共に射ち抜く。断末魔を上げる残った頭には、ルーティがアトワイトを突き立てた。
「ホーリーランス!」
具現した大量の光槍はモンスターを次々に貫き、聖職者の力により葬り去っていく。
彼等は止まらず突き進む、出会うモンスターは全て倒しひたすら上へと。途中から機兵の姿も混じり、進むに連れてその比率は機兵の方が大きくなっていく。
「結局機械に頼るしかないわけか……!」
相手が機械ならば物怖じする必要性の欠片も無い。更に彼等の足は力強く進む。
その邪魔をする為に現れた、2メートル程ある数体の人型機兵の1体が手に持った砲口を若者達に向けた。
「させん!」
砲口の中にウッドロウの矢が放たれ、その結果収束していたエネルギーが暴発し、それによって起きた爆発が機兵を巻き込み身体を破壊する。
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bkm
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