側部にある砲台にエネルギーが収縮し、一気に発射された。直線的な攻撃の為避けるのは簡単だが、攻撃を受けた床に大きな穴が空いており皆はその威力に息を飲む。
「アレは、私でも防ぎ切れるかどうか……」
「チッ……親子揃って八つ当たりも大概にしろ、レンブラント!」
詠唱と威力をカットしリオンは術を使用する。
「グランドダッシャー!」
轟く破砕エネルギーと岩槍を浴びせるが、障壁はやはり固いのか足止めはするもののカットした晶術ではほぼダメージが通らない。しかし術の余韻が残る中で、ウッドロウが機体の頭上を取った。
「行くぞ、イクティノス!」
《任せろ!》
矢を番え、彼は限界まで弦を引き絞る。剣は晶力を鏃に纏わせ、圧縮させた。
「虚封!」
たった1本の矢に込められた力は大きい。障壁が展開するよりも速く装甲に到達し、刺さりはしなかったが大きく凹ませた。
そこにスタンが続く。
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bkm
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