機兵達が構え、ソーディアンマスター達も剣を構えた。
「貴方達とは戦いたくないの……分かってよ……!」
前衛の機兵が耳をつんざく機械音と共に突っ込ん来るのと同時に、マスター達の前衛3人も走り出した。
しかし予想通り、安々後衛に術を使わせまいと空戦機兵が彼女達を襲った。
「私も……出し惜しみしません!!」
両手に持てるだけのボムを持ったフィリアは、特に狙いもつけず真上にやって機兵達に当たる事を祈って上に放り投げる。
ルーティは巻き添えにならない様にボムの軌道を確かめ避けた。
「クレメンテ! 何とかしてよ!」
《無茶を言わんでくれ》
確かに無茶かもされない。2人の女性の上では爆発が繰り返されている。
「大丈夫かな、ルーティ……」
「お前は自分の心配をしろ!」
「リオン君、後ろだ!」
ウッドロウの声にリオンは振り向くと同時に刃を振り上げる機兵を斬り飛ばす。
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bkm
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