「エクスプロード!」
「メイルシュトローム!」
右側に爆発、左側に水の渦が具現し機兵を掃討する。
それを掻い潜ってきたきた生き残りをリオンとウッドロウの晶術が落とす。
「ブラックホール!」
「サイクロン!」
過重力空間と竜巻が機兵を巻き込む。
到着まで4分、前方から陸戦機兵の群れがやって来た。
「ウッドロウさん操縦お願いします! このまま真っ直ぐですので!」
「分かった」
操縦席をウッドロウに渡し、フィリアはクレメンテを握り締め立ち上がる。
「クレメンテ、いきますよ!」
《了解じゃ!》
クレメンテのコアクリスタルが晶力を纏い、それがフィリアの遥か頭上で具現した。
「メテオスォーム!!」
小規模の隕石が機兵を押し潰し、吹き飛ばし道を開く。
ウッドロウが操縦するクルーザーは砂煙の中を抜け、見えた建物に向かい真っ直ぐ進む。
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