「もちろん、皆は俺が守ってみせるから! そして絶対帰ってくるからな!」

「ま、気楽に待ってなさいよ、良い土産話聞かせてやるわ」

「フン……」

「全力を尽くします」

「地上の事は頼んだ」


 3人が海竜に乗りラディスロウから離脱すると、マスター達はリトラーの下に戻り彼の言葉を待った。


『願わくば、この艦が海の底に在り続けてほしかった。だがこうなってしまった原因は千年前を生きた我々に原因がある。
 ソーディアンの諸君、今一度あの忌まわしき天上を止め地上に安息の時を返す、それが我々の使命だ。マスター諸君、君達がソーディアンと出会った事に感謝する、もう少しだけ我々の贖罪に力を貸してくれ』


 モニターがダイクロフトを映す。


『君達の話を総合してソーディアン・ベルセリオスが天上の手に渡り、そして利用されている可能性は限りなく高い。だが臆するな、彼……彼等とて軍人、我々の勝利を望んでいる筈だ』


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bkm

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