炎を纏った突進にガーディアンは打ち上げられ、スタンが着地したのと同時に地面に叩きつけられた。
暫く耳障りな機械音を出していたが、機能が完全に停止したのか暫くすると全く動かなくなった。
「……やったのか?」
《そうらしいな、まったくハロルドめ……。しかしRキーは何処に……》
置かれていそうな台座には何も無い。
するとガーディアンから金属製の小さな箱が落ちた。
「ん……何だコレ」
スタンが拾い上げ、皆の視線を受けながらそれを開ける。中には1本の鍵が入っていた。
「コレがRキーなのか?」
《ああ、それでラディスロウを浮上させる事が出来る。しかしガーディアンの中に入れておくとは……もう呆れることも忘れてしまうな》
「何だっていいだろ? こうやって無事手に入ったんだから」
終わり良ければ、というが今はまだ通過点。これから先は更に過酷である事が予想出来る。
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bkm
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