「うっ……わ!!」
ガーディアンの更に厄介な所は、ゴーレムとは違い此方から攻撃せずとも向こうから仕掛けてくる所。しかも一撃一撃が重い。
スタンの指示でダメージを与えず様子を見ていたが、ディムロスが言った通りガーディアンの攻撃方法が変化する事は無かった。
「だとすると、一撃で仕留められれば良いんですよね?」
「その一撃を難儀してるんだけどな」
「なーに、俺様に任せんかい!」
「だとしても、流石に1人では無茶だろうコングマン、人間相手とは訳が違う」
マリーに指摘にコングマンは言葉を詰まらせる。
飛んできた衝撃波をスタンは避け、ディムロスが伝えた。
《ちなみ晶術も、装甲を剥がさなければ充分なダメージは通らんだろうな》
「何だよそれ……じゃあとにかく、あの堅いのをぶっ壊すのが最優先だな」
注目するべきは、先程コングマンが先程凹ませた部分。少なからず装甲が弱くなっている筈。
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bkm
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