何とまあ厄介な物をと皆が思う中、ウッドロウは自分の意見を口にした。


「ガーディアンを倒せない様では、天上軍と刃を交える資格無し……とも考えられるな」

《まあ……そうとも取れるな》


 何だか微妙な返事を返すディムロス。


《ハロルドが天上兵器の残骸使ってノリで作って、暴れて仕方ないからガーディアンにしたなんて言えないよね……》

《戦時中も似た事やっているものね……》

《今思えば、正直役に立たない物も大分作っとったのう》


 ハロルド・ベルセリオスに悩まされた者達は愚痴を溢す。

 ディムロスは気を取り直し、Rキーについての説明を続けた。


《あの場所はガーディアンの他に厳重なプロテクトがある、まずはそれを突破しなければな》

「まだ何かあるのか……?」

《なに、このプロテクトはお前達ソーディアンマスターならば難なく突破出来る。問題があるとしたら、ガーディアン戦の戦力が低下することぐらいか……》


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bkm

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