ダリルシェイドから少し離れた海岸に海竜は現れた。
マリー等やレイノルズを含めたソーディアンマスター達は、ドライデンに見送られながら海竜に乗り自動操縦でラディスロウを目指す。
「なるほど……確かに根本的な部分は飛行竜と同じだけど、海底の水圧に耐える為に小型化にして外壁の素材も……」
科学者であるレイノルズは海竜の中を歩き回り大量のメモを書いている。
その様子にコングマンが言った。
「つったく、騒がしい野郎だぜ」
「それをコングマンが言うのか?」
「この中で一番合わないと思いますねェ」
「何をゥ!?」
マリーとチェルシーの指摘に対し、コングマンはやはり騒がしい。
チェルシーにからかわれるコングマンに溜息を吐いたマリーは、部屋の隅で考え事をしているルーティに声を掛けた。
「ルーティ、大丈夫か?」
「え? や、やぁねェ、どうしたの急に」
彼女はマリーに笑顔を見せる。
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bkm
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