火が完全に消えると空中に、禍々しいモニュメントを中心とした5つのオーブの様な物が現れた。


「な、何だアレ……!」

《結界石だ、アレの力によってこの扉が封印されているのだろう》

「その封印を解くにはどうすればいいの?」

《近くに結界石が置かれている筈だから、それを破壊すればいいわ。モニュメントを見る限り5つね》


 マスターの問いに、それぞれディムロスとアトワイトが答える。

 それを聞いたセシルが提案した。


「じゃあ二手に別れてみるかい? 時間も惜しいし」

「そう……だな」


 言葉に詰まりながらもリオンは同意する。他の者も同様だ。


「うん、問題はチーム分けをどうするかだね……。
 必然的に私とリオンは別々……ルーティとマリーは組んだ方が安心感があるかな」

「それは賛成だわ、コンビネーションって大事だし」

「ありがとう。で、そうなると、どちらがスタンを取るかで決まりなんだけど……」


prev next

bkm

[back]

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -