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「しかし、もう少ししたらこうやって皆が集まるのもなかなか難しくなるんだろうな」


 マリーの言葉にジョニーは笑みを溢しながら頷いている。


「それぞれの生活があるんだ、仕方ない事だな」

「ぐぅう……フィリアさんのお傍に居たいが、俺様にはノイシュタットの奴等が……!」

「ノイシュタットにはコングマンさんが必要だと思いますわ」

「このマイティ・コングマン、全力でノイシュタットを世界一の街にしてみせます!」


 もしかしたらフィリアはコングマンの扱い方が分かってきたのではないかと皆は思う。

 その一方で、なかなか飛躍出来ないのがチェルシー。


「ウッドロウ様、私はウッドロウ様のお傍でウッドロウ様のお手伝いをしますっ」

「ありがとうチェルシー。だが私の傍に居るより、君は街に居た方が国の為になれるだろう」

「そ、そうかもしれませんが、ウッドロウ様お忙しいですから何かお手伝いがしたいなーなんて……」

「フフッ、ならば尚更街に居てくれると助かる。私では出来ない事をしてもらいたいからね」


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bkm

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