13
放出が続くエネルギーの中で青い光が輝いた。その瞬間十を越える光の槍が天上王を貫き、その身を破壊する。
「シワ、トル……!?」
仰け反ると同じくしてエネルギーの放出は止まる。
そして消えつつある光の中から、スタンをリオンが飛び出した。
「馬鹿な……!!」
赤い眼が見開かれる。
スタンは駆け、リオンは跳んだ。
「斬空」
「魔神剣」
刃は青い光を纏う。
「馬鹿なァァァァァ!!」
そして交差した。
「天翔剣!!」
「刹牙!!」
託された未来と共に。
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