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「陛下、閣下、私達は私達が望む結果を掴める様に全力を尽くすのみです。天からあの男を引き摺り降ろし、当たり前だった世界の姿を取り戻します」


 リオンの断言の言葉は確固たる若者達の意思でもある。それを受け取った国を代表をする者達は頷き、若者達に託す。

 そしてソーディアンマスター達は、見送りと敬礼を受け飛行竜に乗り込んだ。到着した操縦室で、直前の時まで調整を行なっていた作業員達が敬礼して彼等を迎い入れる。


「システム、機器、計器、内蔵エネルギー、全て完璧です!」

「今のところ天上側に動きは無いようです、待ち伏せされてる可能性があります」

「でもそう簡単に落とされる事はありません! 行きも帰りもバンバン働きますよ!」


 笑顔の彼等が復活した飛行竜についての説明すると、フィリアが感激の声を上げた。


「素晴らしいです! あの損傷を完璧に直してしまうなんて!」


 笑顔の感想に作業員達は照れているのか、彼女と視線は合わせず笑っている。

 コングマンが居なくて良かったと思うのは仕方ない事だろう。


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bkm

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