自信に満ちた報告にリトラーは満足気に小さく笑う。
《ふむ、良い判断だレイノルズ。仮にダイクロフト突入中に飛行竜が落ちた場合は?》
「ダイクロフトにあり緊急脱出用のポッドを使用します。緊急用故電源は独立していますから、到着すれば使える筈です。
ただ……ミクトランがそこに何もしていなければ良いんですが」
《それも現場を確認しなければ分からん、が……飛行竜が落ちない前提で話を進めた方が円滑だな》
作戦の最終確認詳でもある会話、それは“最後”も意味している。
そしてそれは、作戦の最後の部分へ進められた。
「司令、実はこの外郭をどんな風に除去するのは僕等は聞いていないんですが……」
静かだった場が更に静かになる。
それはソーディアンマスターすら知らない最後の問題。ソーディアンは知っている筈、だが彼等は語らなかった、だから誰も知らない。
リトラーは答える。
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bkm
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