意外と早くに出た検査結果を聞く為に呼ばれたソーディアンマスター達が研究室に向かうと、そこにはレイノルズの他にドライデンやマリー達も居た。


「ウッドロウ様! お怪我はありませんか!? 気分が悪くなったりしてませんか!?」

「はは、専門家に見てもらったから大丈夫だよチェルシー。君の方では何か変わった事は無かったかい?」

「はいっ、相変わらずひっきりなしにおじいちゃんから手紙が来るくらいで、何も問題はありませんっ」

「それは良かった、アルバ先生も元気そうで何よりだ」


 微笑むウッドロウに頭を撫でられたチェルシーは少し不満そうな顔を見せたが、すぐに子供らしい笑顔を見せる。

 傍では案の定としか表現出来ない――コングマンがフィリアの前で片膝をついていた。


「申し訳ありませんフィリアさん! フィリアさんが危険な土地へ行くというのに、俺様は何も出来ず……!」

「いえ、コングマンさんは一般の方を守る為に立派に立ち振る舞っていたと聞きました、とても素晴らしい事だと思います」


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bkm

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