平古場「あー…今日も疲れたさー」
ナマエ「でも晴美ちゃん機嫌良かったね」
甲斐「だからよー」
田仁志「帰りにどこか寄って食べようね!」
木手「君はご飯のことになると元気になりますね。まぁ早めに終わりましたしいいかもしれませんね」
知念「何食うばぁ?」
ナマエ「ってか部室ドア開いてるじゃん、最後誰よ?」
平古場「わんじゃねーよ」
甲斐「わんも今日早かったし」
田仁志「わんも違うさー」
知念「わんも」
木手「もちろん俺でもありません」
ナマエ「わ、私一番乗りでネット整備してたやんにー!」
甲斐「そう言えば凛が怪我したから救急箱取りに行かなかったか?」
ナマエ「凛のせいか」
平古場「はぁ!?」
木手「いい加減にしなさい、次回から気をつければいい話でしょうに。ゴーヤ食わすよ」
ナマエ「う…!」
平古場「チッ」
甲斐「荒らされてはないし大丈夫だろ」
知念「盗むもんもないさー」
ナマエ「それもそうか」
田仁志「で、何食いに行くばぁ?」
木手「!」
甲斐「あい!」
木手「あぁ、すいません、ひーらーがいたもんですから驚いて」
平古場「最近多くなったなぁ」
ナマエ「新聞紙新聞紙」
知念「ほれ」
ナマエ「あい。はい、凛」
平古場「ほいよ。慧くんも」
田仁志「わんはこの箒でいいさー」
木手「それは俺がいつも使ってるものですよ」
ナマエ「慧くんも新聞紙あげるよ」
甲斐「あ、こっち来た。凛、新聞…っと!」
ナマエ「今日のひーらーはしんけん早いね」
木手「どこに行きました?」
甲斐「棚の下かも」
平古場「慧くん!」
田仁志「おうよ!」
ナマエ「あ、出てきた出てきた!オルァ!」
知念「ナマエ男らしいさー」
平古場「普通女子はひーらー怖がるやんにー」
ナマエ「凛の頭の上にもオルァ!」
平古場「あい!やーは…!」
木手「また見失いましたね」
平古場「ナマエの頭!」
知念「ほ!」
ナマエ「あたぁ!知念てめぇ!」
知念「反射的に」
ナマエ「絶対わざとだろ!」
甲斐「おい、お前ら…」
平古場「裕次郎にも!」
ナマエ「てーい!」
甲斐「あい!ナマエ!」
ナマエ「いや凛が」
平古場「ナマエが」
木手「どうしてもゴーヤが食べたいようですね」
ナマエ「ごめんなさい!」
田仁志「ナマエの足元いるさー!」
木手「はっ!」
ナマエ「あいたぁ!ちょ、永四郎!」
木手「今のは不可抗力でしょう」
ナマエ「あんたは昔っから…ってぎゃあああああ飛んだ飛んだ!」
甲斐「わわっ!」
平古場「こっち来んなし!」
ナマエ「来てる来てる!ぎゃあまた飛んだ!」
甲斐「ナマエ!痛い!」
木手「固まって逃げるからそうなるんですよ。知念くん」
知念「あいあいさー」
ナマエ「え、うそっ、それ殺虫剤…!」
平古場「えいしろっ」
シュウウウウウ
甲斐「ぶわ!」
ナマエ「!」
平古場「…!」
木手「…もういいでしょうね」
田仁志「おらぁ!」
知念「さすが慧くんさー」
木手「君たちは外で空気を…あぁ言うまでもありませんでしたか」
ナマエ「ぶはぁ!」
平古場「あいつら鬼やっしー…!」
甲斐「目が…!」
平古場「大丈夫かー裕次郎…」
ナマエ「こら!裕次郎最近視力低下してるんだよ!どうしてくれるの!」
木手「目薬貸しましょうか」
ナマエ「なんて冷徹な幼なじみなんだ…!殺し屋って呼ばれるわけだ…!」
木手「元はと言えば君たちがふざけているのも原因かと思いますがね。真面目にしていれば早く仕留めれたものを」
ナマエ「裕次郎は真面目やったやんにー!」
木手「まぁ…確かに…でも彼はそういうとこありますからね」
ナマエ「そういうとこって!裕次郎は優しいから巻き込まれやすいだけだよ、悪いのは私だ!」
知念「そこは認めるんばぁ?」
平古場「裕次郎ー目薬いるか?」
甲斐「疲れた…」
平古場「慧くんに佐世保バーガー食いに行くよう言っとくぜ…」
甲斐「凛が優しいとなんか惨めになるさー…」


20110728
※ひーらー…ゴキブリ
慧くんのリクエストしたものを食べに行くのが比嘉メンバー内で決まってそう
沖縄のひーらーは多い上に大きいらしいので慣れてそうですが、飛んでくるのはさすがに怖い比嘉メンバーが書きたかった

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