「ナマエさん…どうしよう…」
「どうしたの光太郎くん」
「(かくかくしかじか)で、アクタベさんから偽グリモア作れって貰った金でエロDVD買っちゃった…」
「どうしようって完璧に光太郎くんが悪いよ」
「でもゼルさんが！」
「あーあー今日日のガキは責任転嫁ばっかり覚えよって怖いわぁ！なぁべーやん！」
「触らないでくれたまえ」
「なんで！？」
「なぁナマエさん、後生だから金貸してくれよ〜さくまの姉ちゃんも貸してくれなくて…」
「ナマエさん、甘やかさないでいいですよ。自分が悪いんですから」
「ははは…」
「大人しくアクタベ氏に殺されればいい話です」
「洒落になんねーよ！」
「素直に謝ったら？」
「いや…偽グリモア作ればいいとは言われたけど金が…」
「あー…」
「だいたい五千円でグリモア百個作れっつー方がおかしいんだよ！」
「アクタベさんたら…」
「ナマエさん、アクタベさんの彼女なんだろ！何とか言ってくれよ！」
「ん〜とりあえずアザゼルさんのことは言っとくよ」
「は！？何でそうなんねんナマエ！」
「だってアザゼルさんのせいじゃん」
「悪魔の囁きに惑わされるこのガキが悪いだけやんか！」
「というか私、無責任な人嫌いだし」
「そんな！無責任言うたらアクタベかてそうやろ！」
「え、何が？」
「ゴムもせぇへんとゴパァ！！」
「あ、アクタベさん！？」
「なに下世話なこと言ってんだよ、っつーか何で知ってんだよこのブタ野郎」
「いつの間に背後に…！さすがアクタベ氏…！」
「あとコイツとのことは考えてるからいいんだよ」
「え…っ！」
「やっぱり一番の無責任はゼルさんだな」
「お前も頼まれたグリモアを作らないなんていう無責任にならないよう気をつけろよ、光太郎」
「…！！」
「アクタベさん…」
「あ？」
「あの、私とのこと考えてるって、ほんと？」
「無責任な男が好みだったのか？」
「違っ！アクタベさんが一番です！」
「だろうな」
20110329
よんでますよ、アザゼルさん大好きです。みんな好きだけどべーやんが一番好きです。