「…何してるの」
「爆弾ごっこです」
「何それ」
「刺激を与えると爆発します」
「何か気に食わないことでもあったわけ?」
「強いて言うなら臨也さんの存在ですかね」
「そっくりそのまま返すよ馬鹿女」
「爆弾ですよ、取り扱いには気を付けてください」
「めんどくさいなぁ。じゃあもう構わないよ」
「寂しいと爆発します」
「ますますめんどくさいんだけど。ねぇ、爆弾ごっこもいいけどそんなところでしゃがまれたら邪魔だよ」
「あー爆発しそう」
「もうさっさと爆発すればいいよ」
「…そんなこと言ったら泣いちゃいますよ」
「いや爆発しろよ、爆弾なんだから」
「…臨也さんの馬鹿」
「馬鹿?俺が馬鹿だって?どの口が言うのかな?」
「いはいいはいいはいいはい!!」
「言うことは?」
「ごへんなはい!」
「よろしい」
「痛かった…!」
「ああ、いいね、その顔」
「はい?」
「可愛いよ」
「なななななな何をおっしゃるやら!!!!」
「わ、びっくりした」
「もう知らない!!!」
「あ、ナマエそこ危な…」
「どわっ!」
ガッシャーン!
「あーあ、せっかく波江が取り寄せたティーカップを…波江が大爆発だね」
「爆発してしまいたい…!」


20110329
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