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▼ あとがき

アズガバンの囚人編、これにて完結になります。

恒例の数を数えて見たら64話、結構な数になってしまいました。
たくさんの感想をいただけ、とても励みになりました。
おかげで、こうして最後まで書けました。ありがとうございました!
一言でも感想いただけると嬉しいです(^^)

今回描きたかったのはシリアスとの交流と、なんといっても終盤のスネイプです!
スネイプがあの時失神せず、真実を知った上で証言をしなければ、未成年の魔法使いたちがいくら頑張ってもシリウスの冤罪を覆すことはできないと考えていました。
また、彼が虐めに対する復讐心よりも、リリーを殺した犯人への憎悪が勝つことを描きたかったです。
(リリーの死の真相を明らかにするためとはいえ、シリウスを助けたことに対し、きっと彼は今頃自室で髪の毛をかきむしっていそうですね笑)

シリウスはいろんな場面で主人公の命を救っています。
赤ん坊の頃のトラバースとの戦いで、フィレンツェに会いに森へ行った時に、狼男になったルーピンとつながっている時に……
前者2つがあったからこそ、スネイプが割り込んできた時にとっさに動くことができました。
普段の彼女なら、いくらシリウスとルーピンの言い分が真実味を帯びていてもスネイプを攻撃しようとは思わなかったはずです。
あと、シリウスには「レディ」と言って欲しかった個人的欲求があったので、最後のページも書いていて楽しかったです。

今回セドリックには過去を遡ってもらうためだけに、賢者の石編から彼には過酷な時間割をこなしてもらっていました。
いずれは、番外編として、セドリック視点であの夜の出来事を書きたいですね。
ハリーたちと別れ、1人でペティグリューを捕まえるために動いたのは、恐らくペティグリューが主人公に呪いを放ったことのも要因の一つでしょうね。

次はいよいよ炎のゴブレット編です。
やっと書きたかった炎のゴブレットにたどり着け、感無量です!
もうしばしお待ちください。


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