跡部景吾
06/16 Sun
--- 2年の5月 跡部景吾にお前指しされ、あれよあれよとおれは氷帝学園テニス部マネージャーになってた。
3年になった今女子たちからはまだ刺されてない。 それどころか「六月くんが跡部様と喋ってるの最高」「イケメン集団にイケメンが増えて神様ありがとう」って声が聞こえる。 おれと跡部景吾が喋ってるのそんなにいいか?普通に部活中だから喋るが...?? ていうかさ!おれびっくりしたんだけど! 跡部景吾さ!身長高いよ!? この前健康診断あってさおれ170cmだったんだよ。でさちょっと気になって跡部景吾に聞いたらでかかった 「175センチで体重62キロだったら平均体重より5キロも軽いじゃん。BIM指数大丈夫?痩せすぎにならない?そんなんで持久戦大丈夫なの?もっと食べたら...?」 「お前もそんな変わんねぇーだろ。なんならお前の方が軽いじゃねぇか」 「え゛なんで知ってんの...?」 「なんで知らねぇと思ったんだよ」 跡部景吾結構おれのこと知ってた怖い。 クラス違うのに...誰がリークしたんだ...跡部景吾におれの情報渡すとかきっと多額の金が渡されてるに違いない...! ...でもよく考えたらおれにそんな金を使う価値があるとは思えないしきっとインサイトってやつだよ。こいつなんでもできるから(適当)
てかさ 跡部景吾っておれのこと(結構)好き? これは自意識過剰クソキモ妄想。世界の中心はおれで俺最強異世界転生シリーズ(打ち切り) 的な話じゃなくて だって実際おれのこういうどうでもいい情報知ってたり、部活中なんか見られてるって思ったら跡部がめっちゃ見てたりさ(単純にこれはヘマしてんなよって監視かもだけど) えもしかしてもうすぐ文化祭だからってそういう王子様的イベントに発展するってこと? じゃあ結局おれ女子にいびられるじゃん。結局泣いたわそれ 「この角曲がったら女の子がいてさぁ...刺されるんだよ知ってた日吉?」 「はぁ...?どうでもいいですけど...。どうせ跡部さん関係ですよね。そういうの興味ないんで」 「なんで?!もっと興味もてよ!」 「六月さんが宇宙人か未来人だったら話は別ですけど」 「え゛」 日吉若ってお化け系が好きなんじゃないの...?そっちもいけるの?おれどちらかと言うと未来人寄りじゃん...。もしかして(命)狙われる...?!こわい...。 「そういうば文化祭。六月さんのクラスなにやるんですか?」 「え?!文化祭?!えっとえっとえっとー」 えーっとなんだっけ...執事喫茶?!あれハムレットだっけ?!本能寺?ストラックアウト...もんじゃ...神経衰弱...うっ記憶が...! 「あコスプレ喫茶だった気がする...」 「へえ案外普通ですね(この人変な服着て跡部さんにキレられそうだよな)」 まあ話し合い的なの全然聞いてなかったから内容全然把握してないんだけどなんか服とか各自で用意するみたい。めんどくさいよね笑う。
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