ただのからかいか、それとも



「ふむふむ……戦ってる姿が男らしくて、柱に最も近い……弟子が百名いるらしい……」
「あ、あの、みょうじさん、何を読んでいるんですか……?」
「ああ善逸くん、いたんだ。そういえば禰豆子ってあの竈門くんが連れてる鬼よね。……へーぇ、善逸くんは禰豆子さんと付き合ってるんだー」
「いやあの、みょうじさん……? そ、それはちょっとした冗談というかなんというか……」
「……ねえ善逸くん」
「ひゃ、ひゃいっ!?」
「もしわたしが君に抱いてほしいなー、なんて言ったら、どうする?」
「ええぇと、そ、それはどういう意味で……」
「もちろん文字通り、ね」
「……お、俺がみょうじさんに追いついたら、でお願いします……」
「ふふふ。楽しみにしてるよ、善逸くん」



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