ねえねえ聞いてよ支配人!


「支配人、しーはーいーにーーん!」
「わっ! ……ちょっとユメノ、急に飛びついて来ないでよ、驚くから……」
「そんなことより支配人! 雑誌に載るなら早めに教えてよもう! 今朝クラスの子に教えてもらってダッシュで買ってきたんだからね!」
「あぁうん、それか……ってか、発売日今日だったんだ。てっきり来週だと思ってた」
「まったくもー、支配人てばうっかりなんだから! それでそれでー、インタビュアーは例のお姉さんだったんだよね?」
「例のお姉さんってあの人か、この前QoPの特集組んでもらったときの。うん、そうだったよ」
「ふひひ……キタコレ! あの大人の色香漂うおねーさんと、どうやったって攻めに回れなさそうな押しに弱い支配人……これはイケるっ!!」
「いやあの、あの……もしかして新作のネタにするとか言わないよね?」
「もちろんッ!!」
「よ、よかった……」
「するに決まってるでしょ支配人ッ!!!」
「だと思ったよ!!」


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