その透き通る海に僕は静かに沈みたい

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(12.0316〜13.0608)
郭嘉/全51話。
6官渡〜6猛将郭嘉英傑間、袁家征伐の人選は郭嘉英傑に倣います。目の見えない主人公なので、そういった要素が苦手な方はご注意ください。


おやすみなさい前の話それは星が落ちた日正しい思考回路などひとつとして存在しない達者な口は嘘をつく奴は私の心臓を握っているしびれる左頬

淡い色で色づく恋慕頭、痛い、きゅう、と胸が鳴いた花びらをね、遠くの彼にも見ていてほしいの

何を越えれば愛なのですか約束はもう守らなくていいやさしい水たまりで遊泳進む足、響く心音、ああ目眩鼓膜をそそのかすあ、とけてるどうやら僕達は互いに恋をしているらしい張り裂けそうに、みしみしりなんてことはない、ただの好き体のどこかで痛いよの警報が鳴っている

世界でいちばんのおやすみを例えばこれが恋だとしても伝えたい事も沢山、好きな所も沢山震える唇を見届けて目を閉じた愛すべき君の体温またねも言えないそんな僕でしたもうこの恋は、諦めるしかないんだなあって思ったあのひとにはいえない本当にのことタダヒトリのやけに静かな朝の話世界でいちばん近くに居るのにあなたの鼓動が聞こえない

おかえり、何度言ってもあの人は帰って来ない君が精一杯生きようとする限り、この世界は君のものだ何食わぬ顔を剥ぎ取れば私が生きているこの世界は広くも狭くも息苦しくもある

君と、どこまでも死を綴る午後届かない星になるなんて、馬鹿な話だなかなかむずかしい子のようです曖昧なバイバイを放り投げよう今君は、どこを見ているの?僕の瞳からきみの麗しい背が消えないいつかまたってとても素敵な言葉だけれどそれ以上に人を殺すね

悲しい人限りなく終わりに近い青きっと彼は「さよなら」って言っていたんだしあわせをもらおう

愛しい人が残した景色

深海は遠いよ、もう会えないよ

さいごのさいごまで、あなたは美しい人でした。さいごのさいごまで、わたしはいくじのない人でした。さいごのさいごまで、愛ゆえに涙するきょうでした

おやすみ、幸福の夢はあの人にあげて

どうかあなたに優しい夢を

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草臥れた愛で良ければ

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