「古市!」

バンッと勢いよく職員室の扉を開けて入ってきたのは、俺が受け持っているクラスの問題児、男鹿辰巳だった。

「男鹿…お前な、職員室に入る時は静かに扉を開けて、学年クラス名前を名乗ってから入ること。それから、俺のことは古市先生と呼びなさいって何回言ったら」

「そんなことはどうでもいいんだよ!」

「いやどうでも良くないけどな。」

俺が先生らしく説教していると、男鹿はそれを遮って、近付いて来ると肩を掴んで間近で問い詰めてきた。

「どういうことだよ!」

「何がだよ?」

男鹿が何に対して怒っているのか全く理解出来ず、混乱していると力一杯肩を揺さ振られた。



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さて何があったのか←
古市先生に恋人がいるという噂を聞いて、本人に確かめにきちゃう中学生男鹿だった気がするんですが、書き始めたものの挫折した。中学生×先生はまたいつかチャレンジしたい。

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