「これ、どうしよう…。」

机の上に置かれた、綺麗にラッピングされたチョコレートを見つめて、俺は一人呟いた。



事の発端は数日前。
バレンタインに渡すチョコレートを作っていた妹が、あまりにも手際が悪くうっかり手を出してしまったのがいけなかった。





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バレンタインボツネタその二。ほのかに「じゃあお兄ちゃんが作れ」的なことを言われ、渋々作ったら、余ったので男鹿にあげようと思うけど、いやでも男から男って変じゃね?と悶々する古市。おがふるがくっつく話。

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