○月△日(くもり)

今日はいつもよりも電車の中が混んでいた。いつもなら座れるのだが、今日は座れなかった。仕方なくドアの所に立っていると、あの二人組が私の立っているドアから乗ってきてそのまま横に立った。珍しいのでそのまま横に立っていることにした。突然暴れだしたらどうしようとも思ったが、これだけ混んでいれば暴れることさえ出来ないだろう。

「男鹿…この格好、苦しい…。」

銀髪が黒髪に話し掛けた。どうやら黒髪の名前は男鹿と言うらしい。

「我慢しろ、古市。」

今度は黒髪から銀髪へ。銀髪の名前は古市と言うらしい。ちらりと二人を盗み見てみると、大分密着しているようだ。というか抱き合っているんじゃないか、と言うほど二人の距離は近かった。

何だか面白そうなので、二人を観察することに決めた。



―――――

思いつかなくなりました(^p^)
第三者視点難しいです…。いつかカズ君視点やってみたいけど、いつになるかは分かりません((
「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -